登録販売者試験 最強対策《東海北陸版》

過去問を完全分析して見えてくる最強対策

第5章 「IV 一般用医薬品に関する主な安全対策」「V 医薬品の適正使用のための啓発活動」出題詳細

 

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第5章 「IV 一般用医薬品に関する主な安全対策」「V 医薬品の適正使用のための啓発活動」では、毎年それぞれ1問の出題があります。

ページ数は約2ページです。しっかり押さえていきましょう。

 

それでは、出題の詳細を見ていきましょう。

 

第5章 医薬品の適正使用・安全対策

「IV 一般用医薬品に関する主な安全対策」「V 医薬品の適正使用のための啓発活動」

 

目次

 

 

IV 一般用医薬品に関する主な安全対策

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割りと出題がばらついていますね。

3題以上出題されている2項目と9項目はキッチリ押さえましょう!

穴埋めの出題が比較的多いので、何度かテキストを読んでおくといいでしょう。

 

2項目

解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生した。
解熱鎮痛成分としてアミノピリン等が配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生した。(H21)
( a )としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(( b ))で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生した。(H22)
解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)により、過去に30名を超える死亡例が発生している。(H23)
解熱鎮痛成分としてリゾチーム塩酸塩が配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な副作用(ショック)で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生した。(H28)

いわゆる「ピリン系」の解熱鎮痛薬によるショック症状(アレルギー反応)で、過去に死亡例があるということ押さえておきましょう。

何年から何年だったかとか、何名の死亡例かとかは問題ではありません。

 

※リゾチーム塩酸塩は消炎酵素剤として多くのかぜ薬に配合されていますが、すでに医療用では効果があると認められないとして使用されなくなっています。

 

 

9項目 塩酸フェニルプロパノールアミンについて

我が国では食欲抑制剤として承認されていないことなどから、同年11月、直ちに販売を中止する必要はないものとして、心臓病の人や脳出血の既往がある人等は使用しないよう注意喚起を行っていた。しかし、2003年8月までに、PPAが配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告され、それらの多くが用法・用量の範囲を超えた使用又は禁忌とされている高血圧症患者の使用によるものであった。そのため、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、情報提供の徹底等を行うとともに、代替成分としてプソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)等への速やかな切替えにつき指示がなされた。
2003年8月までに、( a ) が配合された一般用医薬品による( b )等の副作用症例が複数報告され、それらの多くが用 法・用量の範囲を超えた使用又は禁忌とされている高血圧症患者の使用によるものであった。そ のため、厚生労働省より関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、情報提供の徹底等を行うとともに、代替成分として( c )等への速やかな切替えについて指示がなされた。(H25)
我が国では( b )として承認されていないことなどから、同年11月、直ちに販売を中止する必要はないものとして、心臓病の人や脳出血の既往がある人等は使用しないよう注意喚起を行っていた。しかし、2003年8月までに( a )が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告され、それらの多くが用法・用量の範囲を超えた使用又は禁忌とされている高血圧症患者の使用によるものであった。そのため、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、情報提供の徹底等を行うとともに、代替成分として( c )等への速やかな切替えにつき指示がなされた。(H26)
2003年8月までに、塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)が配合された一般用医薬品による脳出血等の副作用症例が複数報告されたため、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、情報提供の徹底等の指示がなされた。(H28)

塩酸フェニルプロパノールアミン(Phenylpropanolamine)は交感神経を刺激するエフェドリン系の薬剤で、咳や鼻づまりに効果があるのですが、米国では交感神経興奮作用による食欲抑制作用を期待して使用されることがありました。

過剰に使用された結果、交感神経興奮作用の血管収縮により、重篤な脳出血を来したことが報告された。

 

今ではOTC医薬品にはPPAが配合されたものはありませんが、その代替成分として効き目がずいぶんマイルドになった塩酸プソイドエフェドリン(Pseudoephedrin hydrochloride)に代替されています。

 

出題にばらつきがあるので一通りしっかり目を通しておいてください。

 

V 医薬品の適正使用のための啓発活動

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ここでも、毎年1問でています。

2,3,4,6,7項目が過去4回以上出題されています。

 

2項目 すべてNoの設問です

薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤大麻等)によるものばかりでなく、一般用医薬品によっても生じ得る。
一般用医薬品はその効果が緩和なため、薬物乱用につながることはない。(H21)
薬物乱用や薬物依存は、麻薬、覚せい剤大麻によるものであり、一般用医薬品によって生じることは無い。(H23)
薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤大麻等)によるものであり、一般用医薬品によって生じることはない。(H24)
薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚せい剤大麻等)によるものであり、一般用医薬品では生じない。(H27)

一般用医薬品でも薬物乱用や薬物依存は起こり得るので、登録販売者も他人ごとだと思ってたらダメですよ。ということです。

実際に、一部の咳止めシロップなどは乱用されやすいとして販売数の自主規制を行っているドラッグストアも多いですよね。

 

3項目

青少年では、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物(一般用医薬品を含む。)を興味本位で乱用することがある。~略~医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちから啓発を行うことが重要である。
医薬品の適正使用の重要性は、それを理解するために一定以上の知識を必要とすることから、小中学生への啓発は適切ではない。(H21)
小中学生には、かえって好奇心を呼び起こす可能性があり、薬物乱用防止に関する啓発は行うべきでない。(H23)
医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちから啓発を行うことが重要である。(H24,26)
青少年では、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物(一般用医薬品を含む。)を興味本位で乱用することがあるため、医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちから啓発を行うことが重要である。(H25)
医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうちからの啓発が重要である。H27)

H21年、23年はひっかけ的な設問でしたが、H24以降は素直な設問となっています。

小中学生から正しい情報を啓発(教育)していくことが重要なんだと覚えましょう。

 

 

4項目

薬物の乱用は、乱用者自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きい。
違法な薬物の乱用は、乱用者自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きい。(H21)
薬物乱用は、乱用者自身の健康を害するが、社会的な弊害を生じることはない。(H22,24,26)

近年危険ドラッグによる事件、事故の報道が増えている通り薬物の乱用は他者を巻き込む恐れも多い「社会悪」です。

 

 

6項目《薬と健康の週間》

医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。(H24)
医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年「薬と健康の週間」として広報活動やイベント等が実施されている。(H25)
毎年10月17日~23日は、「薬と健康の週間」として医薬品の適正使用のための啓発活動が行われる。(H26)
医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。(H27)
薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を(  )として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。(H28)

次の「ダメ。ゼッタイ。」普及運動と混同するような設問に思いますが、しっかり的確に押さえておきましょう。

 

7項目《ダメ。ゼッタイ。

「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的としている。(H22)
毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。(H23)
薬物乱用防止を一層推進するため、毎年10月17日~23日の1週間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。(H25)
毎年6月20日~7月19日は、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動として国や自治体、関係団体等により薬物乱用防止の啓発活動が行われる。(H26)
「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」を広く普及し、薬物乱用防止を一層推進するため、毎年6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。(H27)
  • ダメ。ゼッタイ。=薬物乱用防止=1ヶ月間(6~7月)
  • 薬と健康の週間 =医薬品の適正使用など=1週間(10月)

 の2点をきっちり押さえておきましょう。「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」などは覚えなくてもいいです。

 

 

さあ、第5章いかがでしたか?このブログで勉強するだけで8割は獲れるはずです。できれば9割(18点)を目指して頑張って下さい!!