登録販売者試験 過去問から導く最強対策《東海北陸版》

過去問を完全分析して見えてくる最強対策

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」1-4)泌尿器系

 

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1-4)泌尿器系からは概ね1問出題されます。

 H27~29年と3年続けて1問出題されていますが、H24~26年はほとんど出題がありませんでした。

ここでも過去3回以上出題された項目を押さえるだけでいいでしょう。

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(a)腎臓

第9項

副腎は左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなる。
副腎は、左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄(ずい)質の2層構造からなる。(H22)
副腎は左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、3層構造からなる。(H27)
副腎は、左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と間質の2層構造からなる。(H29)

副腎は腎臓の上部にちょこんと乗っかるような形の臓器で、外側の「皮質」と内側で中心部という意味合いの「髄質」の2層構造となっています。

※間質は、臓器の内部で各器官などの間を埋めて支える部分のことを言います

 

(b)尿路(膀胱、尿道

第11項

尿は血液が濾過されて作られるため、糞便とは異なり、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。
尿には健康な状態であっても、細菌等の微生物が存在する。(H23)
膀胱内の尿には、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。(H27)
尿は健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。(H28)

尿に細菌等があれば、常に「膀胱炎」ですよ!!!

 

第15項(過去4回出題)

男性では、膀胱の真下に尿道を取り囲むように前立腺がある。加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。
男性では、膀胱の真上に尿道を取り囲むように前立腺がある。(H22)
男性では、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。(H22)
男性では、膀胱の真下に尿道を取り囲むように前立腺があり、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難を生じることがある。(H23)
男性では、膀胱の真下に尿道を取り囲むように前立腺があり、加齢とともに前立腺が縮小し尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。(H29)

尿道は膀胱から下に向かって伸びていますので、当然前立腺も膀胱の真下にある、ということは理解しましょう。

加齢に伴う前立腺の肥大は男性の宿命なんです(悲)

 

腎臓の機能などをしっかり勉強することはとても大事なことですが、勉強は合格してからもできます。まずは合格するためにポイントを絞って勉強することは決して悪くないですよ。

 

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  第2章関連リンク======================

第2章 出題傾向(H21~29年)

Ⅰ 人体の構造と働き(10~13問)

 1-1)消化器系

 1-2)呼吸器系

 1-3)循環器系

 1-4)泌尿器系

 2-1)目

 2-2)鼻、3)耳

 3-1)外皮系

 3-2)骨格系、3)筋組織

 4-1)中枢神経系 、2)末梢神経系

Ⅱ 薬が働く仕組み (3問) 

 1)薬の生体内運命

 2)薬の体内での働き

 3)剤形ごとの違い、適切な使用方法

Ⅲ 症状からみた主な副作用(4~6問)

 1-1)ショック(アナフィラキシー)

 1-2)重篤な皮膚粘膜障害

 1-3)肝機能障害、4)偽アルドステロン症、5)病気等に対する抵抗力の低下等

 2-1)精神神経障害、2)無菌性髄膜炎

 3-1)消化器系に現れる副作用、2)呼吸器系に現れる副作用

 3-3)心臓や血圧に現れる副作用、4)排尿機能や尿に現れる副作用、5)感覚器系に現れる副作用

 3-6)皮膚に現れる副作用

 

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