第2章「Ⅰ人体の構造と働き」2-1)目
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2 目、鼻、耳などの感覚器官 ( 3.5 p)
2-1)目 からは毎年概ね1問出題されます。
(a)眼球
第2項
角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。 |
角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。(H24,28) |
角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。角膜や水晶体には血管が通っていて、血液によって栄養分や酸素が供給される。(H29) |
角膜や水晶体には血管が通っていません。だから透明なのです。
普通、体の各組織に栄養や酸素を運ぶのは赤血球などの血液なのですが、角膜や水晶体には血液の代わりに「涙」がその役割を担っています。
なので、ドライアイは目にとってとても問題なんですよ。
※ちなみに、眼圧についてはスルーしていいでしょう
第4項
角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶが、主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。 |
角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶが、主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。(H22) |
角膜に射し込んだ光は、( a )に焦点を結ぶが、主に( b )の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。(H26) |
角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶ。遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させることによって行われている。(H29) |
眼球の一番奥の「網膜」で光を感じ取っています。
水晶体(=いわゆるレンズ)の厚みで焦点を調整するようにできているのですが、それがうまく行かないのが近視や遠視です。
第5項
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。 |
( b )は、その周りを囲んでいる( c )の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁(へん)平になる。(H26) |
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。(H27) |
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、遠くの物を見るときには丸く厚みが増し、近くの物を見るときには扁平になる。(H29) |
水晶体はその周りにある毛様体という筋肉の収縮・弛緩で厚みを変化し、屈折率を変化させることで網膜に焦点を結びます。
近くのものを見るときは水晶体は厚くなり、遠くのものを見るときは薄く扁平になる、ということを覚えておきましょう。
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第2章関連リンク======================
Ⅰ 人体の構造と働き(10~13問)
Ⅱ 薬が働く仕組み (3問)
Ⅲ 症状からみた主な副作用(4~6問)
1-3)肝機能障害、4)偽アルドステロン症、5)病気等に対する抵抗力の低下等
3-3)心臓や血圧に現れる副作用、4)排尿機能や尿に現れる副作用、5)感覚器系に現れる副作用