登録販売者試験 過去問から導く最強対策《東海北陸版》

過去問を完全分析して見えてくる最強対策

第3章「Ⅱ 呼吸器官に作用する薬」1-2)bcd

 

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1-2)(b)(c)で1問出題されそうです。 

 

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 頻出項目は5つです。

(b) 気管支を拡げる成分(気管支拡張成分)

第12項(過去5回+3回出題最頻出です!

メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩、トリメトキノール塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のアドレナリン作動成分は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。
塩酸トリメトキノール、塩酸メトキシフェナミン等の( a )作動成分は、( b )神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にする。(H22)
塩酸メチルエフェドリンは、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、 気管支を拡張させる成分である。(H23)
塩酸トリメトキノール ― 交感神経系を刺激して気管支を拡張させる。(H25)
トリメトキノール塩酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。(H26)
メチルエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。(H27)

第13項(Ⅶ内服アレルギー用薬で出題)

メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩、トリメトキノール塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のアドレナリン作動成分は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。【Ⅲ-1-2)】
dl-塩酸メチルエフェドリンは、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、かぜ薬に配合されるが、依存性があるため注意が必要である。(H21)
塩酸メチルエフェドリン - 鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる。(H24)
dl-塩酸メチルエフェドリンは、抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、かぜ薬に配合されるが、依存性がある成分であるため注意が必要である。(H25)

呼吸器の項目での出題と、内服アレルギー薬の項目での出題合わせて、過去8回出題されています。

自律神経=交感神経系+副交感神経系ですので、H23年の問題では混乱しないようにしましょう。

メチルエフェドリンなどエフェドリン成分は、アドレナリン作動成分でありその作用で血管収縮作用などを期待されて鼻炎薬に配合されることがあります。(プソイドエフェドリン塩酸塩など)

 

 

第16項

アドレナリン作動成分及びマオウ(構成生薬にマオウを含む漢方処方製剤も同様。)については、気管支に対する作用のほか、交感神経系への刺激作用によって、心臓血管系や、肝臓でのエネルギー代謝等にも影響が生じることが考えられる。心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。
心臓病の診断を受けた人の喘息症状の緩和に、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談することなく、マオウが配合された製品を勧めた。(H22)
マオウは、心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺 機能障害の診断を受けた人では、その症状を悪化させるおそれがある。(H23)
1日量の成分 リン酸ジヒドロコデイン 30 mg 塩酸ブロムヘキシン 12 mg フマル酸クレマスチン 1.34 mg dl-塩酸メチルエフェドリン 75 mg ノスカピン 60 mg 無水カフェイン 90 mg ********************* 本剤は、dl-塩酸メチルエフェドリンを含有しており、基礎疾患として糖尿病があると、血糖値を上昇させ、糖尿病を悪化させるおそれがあるため、糖尿病の有無について確認した。(H24)
気管支拡張成分であるメチルエフェドリン塩酸塩は、副交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示すほか、心臓血管系や、肝臓でのエネルギー代謝等にも影響が生じることがある。(H28)

少々難しい話になりますので、基本的にはYesの問題ばかりです。

生薬マオウにはエフェドリンが含まれているということを理解していれば、マオウ=アドレナリン作動成分とつながり、正解が導けます。

H22年は、「登録販売者が医師、薬剤師に相談することなく」というところで、おかしい!と思えればそれでOKです。

 

第17項

自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる成分として、ジプロフィリン等のキサンチン系成分がある。
ジプロフィリンは、気道の炎症を和らげることを期待して用いられる。(H24)
ジプロフィリン ― 痰の中の粘性蛋白質に作用し粘りけを減少させる。(H25)
気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる成分として、ジプロフィリンがある。(H29)

 ジプロフィリン=気管支平滑筋直接弛緩、と覚えましょう。

 

(c) 痰の切れを良くする成分(去痰成分)

第19項

気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示すもの(グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、クレゾールスルホン酸カリウム)、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるもの(エチルシステイン塩酸塩、メチルシステイン塩酸塩、カルボシステイン等)、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くするもの(カルボシステイン)、さらに、分泌促進作用・溶解低分子化作用・線毛運動促進作用を示すもの(ブロムヘキシン塩酸塩)などがある。
鎮咳去痰たん薬は、咳せきを鎮める成分、気管支を拡げる成分、痰の切れを良くする成分等を組み合わせて配合されている。気管支を拡げる成分として( a )、気道粘膜からの分泌促進により痰の切れを良くする成分として( b )などがある。(H21)
気道粘膜からの分泌を促進させる作用を示す去痰成分として、塩酸エチルシステインがある。(H22)
カルボシステインは、気管支を拡張し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。(H24)
グアイフェネシンは、気道粘膜からの分泌を促進し、痰の切れを良くすることを期待して用いられる。(H24)
グアイフェネシンは、気道の炎症を和らげる抗炎症成分である。(H26)
去痰成分には、気道粘膜からの粘液の分泌を抑制するグアイフェネシンや、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させるメチルシステイン塩酸塩などがある。(H28)

去痰作用には大きく3つあります。

  • 痰を薄める(分泌促進)
  • 痰の粘性を下げて塊を小さくする(粘性減少)
  • 痰の喀出を促す(線毛運動促進)

店頭のかぜ薬に複数の去痰成分が配合されて入れるときにお客様に説明できるように、去痰成分がそれぞれどの働きを持つかを整理しておきましょう。

 

去痰剤と言っても、痰の喀出を促す作用もあるので服用してしばらくの間は、痰が喀出しやすくなり、「痰が増えた」と感じる人も多くいますので、販売時に説明できるといいですね。

 

H21年の(a)(b)の選択肢は(塩酸トリメトキノール、塩化セチルピリジニウム、塩酸ブロムヘキシン)でした。塩化セチルピリジニウムはトローチによく含まれる殺菌成分でテレビCMでは「CPC配合」と言われています。

(a) は塩酸トリメトキノール、(b)は塩酸ブロムヘキシンです。

 

システインというのは痰に含まれる硫黄の分子結合を切断する作用があります。つまり、痰の粘っこさを薄くして、痰の切れをよくする作用があります。

 

 

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