第3章 「Ⅹ 皮膚に用いる薬」1)きず口等の殺菌消毒成分 ( 3 p)
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Ⅹ 皮膚に用いる薬 ( 15 p) では、2~4問(平均3問)の出題があります。
ページ数からするとあまり頑張り過ぎない方がいいでしょう。
まず、総論~1)きず口等の殺菌消毒成分 ( 3 p) からは0~2問です。バラツキがあるので深追いは不要でしょう。
頻出項目の二つだけしっかり押さえておけばいいでしょう。
第4項
表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。 |
表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、外皮用薬は入浴後に用いるのが効果的とされる。(H21) |
外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。(H27) |
外皮用薬を使用する際には、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴前に用いるのが効果的とされる。(H28) |
塗り薬は入浴後に塗るのが原則です。特に保湿剤はお風呂から出てなるべくすぐ(5分以内)に塗布するようにお客様に教えてあげてくださいね。
入浴前に塗布しても、洗い流されてしまいますよね…
第10項(過去4回出題)
ヨウ素による酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。ヨウ素の殺菌力はアルカリ性になると低下するため、石鹸等と併用する場合には、石鹸分をよく洗い落としてから使用するべきである。 |
成分の酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。殺菌力はアルカリ性になると低下するため、石鹸等と併用する場合には、石鹸分をよく洗い落としてから使用することが望ましい。 |
酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。 アルカリ性になると殺菌力が低下するため、石鹸等と併用する場合には、石鹸分をよく洗い落としてから使用することが望ましい。 |
【ヨウ素系殺菌消毒成分に関して】 酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。 アルカリ性になると殺菌力は低下する。(H24) |
ヨードチンキに含まれるヨウ素の殺菌力は、アルカリ性になると増強する。(H28) |
ボディーソープやハンドソープは弱酸性のものがほとんどかもしれませんが、昔ながらの「石鹸」はアルカリ性と覚えておきましょう。
H21年と29年には【一般的な創傷への対応】から1問ずつ出題されていますが、当分は出題されない気がします…
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第3章関連リンク=====================
第3章 主な医薬品とその作用(出題傾向)
Ⅰ 精神神経に作用する薬(7~8問)
1 かぜ薬 (3~4問)
6 小児の疳(かん)を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬) (0~1問)
Ⅱ 呼吸器官に作用する薬(3~4問)
1 咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)(2~3問)
2)代表的な配合成分等、主な副作用 efg 、3)相互作用、受診勧奨
2 口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽(そう)薬) (1問)
Ⅲ 胃腸に作用する薬(4~6問)
1 胃の薬(制酸薬、健胃薬、消化薬)( 6.5 p) (1~3問)
2 腸の薬(整腸薬、止瀉薬、瀉下薬) ( 9 p) (0~2問)
Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬(3~4問)
Ⅴ 排泄に関わる部位に作用する薬(7.5p)(2~3問)
Ⅵ 婦人薬(1~2問)
Ⅶ 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)(6p)(1~3問)
Ⅷ 鼻に用いる薬(3p)(1問)
Ⅸ 眼科用薬(5.5p)(2問)
Ⅹ 皮膚に用いる薬(2~4問)
XI 歯や口中に用いる薬(1~2問)
Ⅻ 禁煙補助剤 ( 2 p)(1問)
XIII 滋養強壮保健薬 ( 6.5 p)(2問)
XIV 漢方処方製剤・生薬製剤 ( 6 p)(1~3問)
XV 公衆衛生用薬(2~3問)
XVI 一般用検査薬( 4 p)(1問)
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