第3章 「Ⅻ 禁煙補助剤」 ( 2 p)
sponsored Link
XII 禁煙補助剤(2p)からは平成24年以降毎年1問出題されています。
出題項目にはバラツキはありますが、ページ数も2ページと少なめなのでざっと全体を眺めておくといいでしょう。
過去3回以上の出題項目は2つです。
第8項(過去4回出題)
口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。 |
コーヒーや炭酸飲料などの口腔内を酸性にする食品を摂取した後、しばらくは使用を避ける必要がある。(H25) |
口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が( d )するため、禁煙補助剤(咀嚼剤)を使用する際には注意が必要である。(H26) |
コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後は、口腔内が酸性になるため、ニコチンの吸収が促進される。(H28) |
口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が促進されるため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。(H29) |
ニコチンは酸性で吸収低下があるので、酸性食品を摂取した後は使用を避けることとなっています。
通常食後は口内は酸性となります。その酸性を中和することも唾液の働きの一つですが、酸性食品を摂取した後は唾液だけではすぐに中和できずしばらく口内が酸性になります。
第9項
ニコチンは交感神経系を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品(鎮咳去痰薬、鼻炎用薬、痔疾用薬等)との併用により、その作用を増強させるおそれがある。 |
また、ニコチンは、( b )を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を( c )させるおそれがある。(H26) |
ニコチンは交感神経系を興奮させる作用を示し、アドレナリン作動成分が配合された医薬品(鎮咳 去痰薬、鼻炎用薬、痔疾用薬等)との併用により、その作用を増強させるおそれがある。(H27) |
ニコチンは、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を増強させるおそれがある。(H29) |
ニコチンには交感神経興奮作用があるので、お腹がすいたときに喫煙すると一時的に空腹が回避されることがあります。
アドレナリン作動成分も同じく交感神経興奮作用を持ちますので、併用すると作用が増強するリスクがあります。
=============================
第3章関連リンク=====================
第3章 主な医薬品とその作用(出題傾向)
Ⅰ 精神神経に作用する薬(7~8問)
1 かぜ薬 (3~4問)
6 小児の疳(かん)を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬) (0~1問)
Ⅱ 呼吸器官に作用する薬(3~4問)
1 咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)(2~3問)
2)代表的な配合成分等、主な副作用 efg 、3)相互作用、受診勧奨
2 口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽(そう)薬) (1問)
Ⅲ 胃腸に作用する薬(4~6問)
1 胃の薬(制酸薬、健胃薬、消化薬)( 6.5 p) (1~3問)
2 腸の薬(整腸薬、止瀉薬、瀉下薬) ( 9 p) (0~2問)
Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬(3~4問)
Ⅴ 排泄に関わる部位に作用する薬(7.5p)(2~3問)
Ⅵ 婦人薬(1~2問)
Ⅶ 内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)(6p)(1~3問)
Ⅷ 鼻に用いる薬(3p)(1問)
Ⅸ 眼科用薬(5.5p)(2問)
Ⅹ 皮膚に用いる薬(2~4問)
XI 歯や口中に用いる薬(1~2問)
Ⅻ 禁煙補助剤 ( 2 p)(1問)
XIII 滋養強壮保健薬 ( 6.5 p)(2問)
XIV 漢方処方製剤・生薬製剤 ( 6 p)(1~3問)
XV 公衆衛生用薬(2~3問)
XVI 一般用検査薬( 4 p)(1問)
=============================