第1章 III 適切な医薬品選択と受診勧奨 パーフェクト出題傾向と解説
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それでは、第1章Ⅲについて、過去8年間の出題箇所を見ていきましょう。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
III 適切な医薬品選択と受診勧奨
目次
1)一般用医薬品で対処可能な症状等の範囲
ここでも基本はYesNo問題です。2項目のみ平成24年度まで穴埋めでしたが、平成25年度からはYesNo問題となっています。
頻出問題は2項目、5項目、7項目、9項目ですので、必ず押さえておきましょう。
3項目の《一般用医薬品の役割》は、選択肢4つの中から誤っているものを選ぶパターンと、4つの文の正誤の組み合わせを選ぶパターンです。
ちなみに今まで、間違っている文は「重度な疾病の治療」という分だけです。
ただ、昨年出題されたので今年は出題されないでしょう。
また1項目の《セルフメディケーション》についてはテキストの注釈に載っている問題ですが、2年間出ていないので今年は出そうな気がしますね。
ポイントは「軽度な身体の不調は自分で手当てする」ということであり、必ずしも医薬品を用いる場合に限らないということです。
2)販売時のコミュニケーション
ほぼ毎年1問出題されています(H22,26年は出題なし、H27年は2問出題)。
当然一通り押さえておくべきところですが、H27,28年と2年連続出題されているところは今年は出ないな、とか、しばらく出題されていない10項目は要チェックだな、とか、山を張るならその辺でしょうか。
まあ、一度しっかり目を通しておけば十分に理解できはずですのでご安心を。