登録販売者試験 過去問から導く最強対策《東海北陸版》

過去問を完全分析して見えてくる最強対策

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」4-1)中枢神経系 、2)末梢神経系

 4-1)中枢神経系と、4-2)末梢神経系のどちらかで概ね1問出題されます。

  どちらもだいたい出そうなところは限定できますので、最低限押さえておきましょう。

f:id:ashomopapa:20181115224404p:plain

 1)中枢神経系

第4項

脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい。このように、脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門という。
脳内には、多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低い。(H21)
脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が低い。(H23)
脳内には多くの血管が通っているが、脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、血液中から脳の組織へ移行できる物質の種類は限られている。これを( )という。(H25)
血液脳関門は、脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能のことをいい、脳の血管は末梢の血管に比べて物質の透過に関する選択性が高い。(H29)

血液脳関門の話です。

動物にとって重要な脳細胞はその周りを埋めている間質液で環境のバランスを保たれているため、そう簡単にバランスを崩すような物質の出入りができないようになっています。そのことを「物質の透過に関する選択性が高い」といいます。

 

第6項

延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。延髄は多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合はさらに上位の脳の働きによって制御されている。
延髄は、心拍数を調節したり、呼吸を調節したりするなど、多くの生体の機能を制御するが、複雑な機能の場合にはさらに上位の脳の働きによって制御されている。(H21)
延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。(H23)
脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢がある。(H27)

延髄で、「生きる」ための基本的な機能である《心機能》《呼吸機能》などをコントロールされています。《感情》《思考》といった複雑な機能はで支配されます。

脊髄は脊椎(背骨)の中を通る神経の束です。

 

第7項

脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。
脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合がある。(H21,22)
脊髄は脊椎の中にあり、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合がある。(H23)
延髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合があり、これを末梢反射と呼ぶ。(H27)

 中学校の理科で習いましたね。。

熱いものを触ってしまったときにすぐに指を引っ込める動作や、目に虫が飛び込んできそうになってひたすら瞬きをしたり、椅子に座って膝小僧の下部をこつんと叩くと膝から下がびよーんと前に出たりする、のが脊髄反射です。

一般に情報の伝達は、末梢(体の先)→脊髄→脳と伝わり、脳で必要な指示を考えて、脳→脊髄→末梢と指示が伝わり、体が動きます。

これでは身を守るの時間がかかる場合もあるため、主に体の危険を避けるために脊髄反射があるのです。 

 

 

f:id:ashomopapa:20181115224526p:plain

2)末梢神経系

第9項

自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなる。概ね、交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働き、副交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働く。
概ね、副交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働き、交感神経は体が食事や休憩等の安息状態となるように働く。(H22)
概ね、交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。(H26,28)
自律神経系は、交感神経系と副交感神経系からなっていて、概ね、交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働き、副交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態をとるように働く。(H29)

交感神経と副交感神経を入れ替える設問が多いです。いろんな例え方がありますが、

交感神経=スポーツの決勝戦で戦うための神経、副交感神経=家でリラックスするときの神経

と考えるといいと思います。

 

第11項

交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質ノルアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質アセチルコリンである。
一般的に、交感神経神経伝達物質アセチルコリン副交感神経神経伝達物質はアドレナリンとノルアドレナリンである。(H22)
交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質アセチルコリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質ノルアドレナリンである。(H26,28)

神経伝達物質についてですね。過去3回とも答えはNoでした。

興奮状態になることを「アドレナリンが出てる」などと表現することがありますが、その通りです。興奮する=交感神経が優位になる、ということです。

副交感神経に係るアセチルコリンは、医薬品の副作用を把握する上でとても重要な物質です。抗コリン作用はこのアセチルコリンの働きを抑制する作用のことです。

 

第14項

効果器        交感神経系      副交感神経系

気管、気管支     拡張         狭窄

副交感神経系の活動が活発になることにより、現れる作用として 気管、気管支の狭窄 (H23)
交感神経の働きとして 気管、気管支 ― 拡張(H24)
気管、気管支は、交感神経系が活発になると収縮し、副交感神経系が活発になると拡張する。(H26)
気管及び気管支は、交感神経系が活発になると収縮し、副交感神経系が活発になると拡張す る。(H28)

気管や気管支は肺につながって「呼吸に係る器官」であることは分かりますよね。

気管が広がる(拡張)⇒肺に空気がいっぱい入りやすい=酸素が沢山取り込める

ということになります。スポーツをする=体を動かす=筋肉の収縮と弛緩をたくさん繰り返す、ですがそのためにはたくさんの酸素が必要になります。

なので、交感神経が活発な時は気管は拡張することになります。

逆に家でリラックスしたり就寝中は、酸素の必要量が減り、息も穏やかになりますよね。

 

これまでに、効果器を置き換えての出題もありましたが、気管・気管支(4回)に対して、肝臓(1回)、唾液腺(1回)、心臓(1回)、末梢血管(2回)、目(1回)、膀胱(1回) という出題回数です。

この項目が得意な人は、すべてを押さえておくといいでしょうが、苦手な人は「気管・気管支」だけでいいので、しっかり押さえておきたいですね。

 

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る

 

 

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」3-2)骨格系、3)筋組織

3-2)と3-3)から合わせて1問出題されそうです。

f:id:ashomopapa:20181115224223p:plain

 3-2)骨格系

第21項

貯蔵機能:カルシウムやリン等の無機質を蓄える。
骨は、カルシウムやリン等の無機質を蓄える。(H21)
骨には、蛋白質や多糖体等の有機を蓄える貯蔵機能がある。(H23)
骨は、カルシウムやリン等の無機質を蓄えることができない。(H25)

 骨はカルシウムなど無機質を貯蔵する機能があります。

血中のカルシウム濃度が低下すると骨からカルシウムが血中に放出され、結果骨に含まれるカルシウムが減少し骨がもろくなることがあります。

 

第22項

骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(吸収)と修復(形成)が行われている。
骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(吸収)と修復(形成)が行われている。(H23)
成長が止まると、骨では骨吸収と骨形成が行われなくなる。(H25)
骨は、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。(H28)
成長が停止した後は、骨の破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われなくなる。(H29)

 骨も「細胞」でできていますので、生きている限り「死んでは生まれて…」を繰り返しています。これを難しい言葉にすると、骨吸収とか骨形成といいます。特に骨吸収という言葉は「骨ができる方」なのか「骨が減る方」なのかが分かりにくいですが、安心してください。それは問題にはなりません。

 

3-3)筋組織

第30項

平滑筋と心筋は不随意筋である。平滑筋は、筋繊維に骨格筋のような横縞模様がなく、消化管壁、血管壁、膀胱等に分布し、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。

意識的にコントロールできない筋組織であり、自律神経系に支配されている。筋線維に横縞模様がなく、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある筋組織はどれか。

 横紋筋 骨格筋 心筋 平滑筋 随意筋  (H22)

血管壁には、平滑筋が分布している。(H27)
骨格筋と平滑筋は、収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋である。(H29)

牛肉で例えるなら、骨格筋は主に赤身肉、平滑筋はホルモン、心筋はハツです。

内臓は自分で動かそうと思っても無理です。心臓も自分で止められませんよね。

運動したら疲れて休みが必要になりますが、心臓は生まれるちょっと前から死ぬまで休みなく動き続ける持久力があります。 

 

第32項

心筋は、心臓壁にある筋層を構成する筋組織で、不随意筋であるが筋線維には骨格筋のような横縞模様があり、強い収縮力と持久力を兼ね備えている。
心筋は、不随意筋であるが、筋繊維に骨格筋のような横縞模様がなく、弱い力で持続的に収縮する特徴がある。(H21)
心筋は、心臓壁にある筋層を構成する筋組織で、不随意筋であるが筋線維には横縞模様がある。(H23)
平滑筋は、筋線維に骨格筋のような横縞模様(横紋)があるが、骨格筋とは異なり不随意筋である。(H26)
心筋は、意識的にコントロールできない筋組織(不随意筋)である。(H27)

 心臓は全身に血液を送り出すための強い収縮力があります。なおかつ、一生休みなく動き続ける持久力もあります。

 

筋肉の種類と特徴をまとめると下図のようになります

    横紋筋 (横縞模様) 収縮力 持久力
骨格筋 随意筋  (体性神経)  
心筋 不随意筋 (自律神経)
平滑筋 不随意筋 (自律神経)    

 

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」3-1)外皮系

3-1)外皮系からは概ね1問出題されます。

ページ数からは妥当ですが、出題傾向がだいぶバラついています。 

 苦手な人は深追いしない方がいいでしょう。 

f:id:ashomopapa:20181115224114p:plain

 <皮脂>

第15項

皮脂は、皮膚を潤いのある柔軟な状態に保つとともに、外部からの異物に対する保護膜としての働きがある。皮脂の分泌が低下すると皮膚が乾燥し、皮膚炎や湿疹を起こすことがある。
皮脂は、皮膚を潤いのある柔軟な状態に保つとともに、外部からの異物に対する保護膜としての働きがあり、皮脂の分泌が低下すると皮膚が乾燥する。(H22)
皮脂の分泌が低下すると皮膚が乾燥し、皮膚炎や湿疹を起こすことがある。(H27)
皮脂は、皮膚を潤いのある柔軟な状態に保つとともに、外部からの異物に対する保護膜としての働きがある。(H29)

 全てYesです。

皮脂の役割①潤いを保つ②異物に対する保護膜としての働きがありますよ。

 

その他は主に<皮膚>についての出題項目をさらっと押さえておきましょう。

 

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」2-2)鼻、3)耳

2-2)鼻、2-3)耳 からは合わせて1問出るかな、という状況です。

f:id:ashomopapa:20181114201031p:plain

 

上図の通り頻出問題といえる項目はまだありませんが、過去に出題された14項目くらいはざっと目を通りておくといいでしょう。

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」2-1)目

2 目、鼻、耳などの感覚器官 ( 3.5 p)

2-1)目  からは毎年概ね1問出題されます。

  

f:id:ashomopapa:20181114200903p:plain

(a)眼球

第2項

角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。透明な角膜や水晶体には血管が通っておらず、房水によって栄養分や酸素が供給される。
角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。(H24,28)
角膜と水晶体の間は、組織液(房水)で満たされ、角膜に一定の圧(眼圧)を生じさせている。角膜や水晶体には血管が通っていて、血液によって栄養分や酸素が供給される。(H29)

角膜や水晶体には血管が通っていません。だから透明なのです。

普通、体の各組織に栄養や酸素を運ぶのは赤血球などの血液なのですが、角膜や水晶体には血液の代わりに「涙」がその役割を担っています。

なので、ドライアイは目にとってとても問題なんですよ。

※ちなみに、眼圧についてはスルーしていいでしょう 

 

第4項

角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶが、主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。
角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶが、主に水晶体の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。(H22)
角膜に射し込んだ光は、( a )に焦点を結ぶが、主に( b )の厚みを変化させることによって、遠近の焦点調節が行われている。(H26)
角膜に射し込んだ光は、角膜、房水、水晶体、硝子体を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶ。遠近の焦点調節は、主に水晶体の厚みを変化させることによって行われている。(H29)

眼球の一番奥の「網膜」で光を感じ取っています。

水晶体(=いわゆるレンズ)の厚みで焦点を調整するようにできているのですが、それがうまく行かないのが近視や遠視です。 

 

第5項

水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁平になる。
( b )は、その周りを囲んでいる( c )の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには丸く厚みが増し、遠くの物を見るときには扁(へん)平になる。(H26)
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になり、遠くの物を見るときには丸く厚みが増す。(H27)
水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、遠くの物を見るときには丸く厚みが増し、近くの物を見るときには扁平になる。(H29)

 水晶体はその周りにある毛様体という筋肉の収縮・弛緩で厚みを変化し、屈折率を変化させることで網膜に焦点を結びます。

近くのものを見るときは水晶体は厚くなり、遠くのものを見るときは薄く扁平になる、ということを覚えておきましょう。

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」1-4)泌尿器系

1-4)泌尿器系からは概ね1問出題されます。

 H27~29年と3年続けて1問出題されていますが、H24~26年はほとんど出題がありませんでした。

ここでも過去3回以上出題された項目を押さえるだけでいいでしょう。

f:id:ashomopapa:20181108010356p:plain

 

(a)腎臓

第9項

副腎は左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄質の2層構造からなる。
副腎は、左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と髄(ずい)質の2層構造からなる。(H22)
副腎は左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、3層構造からなる。(H27)
副腎は、左右の腎臓の上部にそれぞれ附属し、皮質と間質の2層構造からなる。(H29)

副腎は腎臓の上部にちょこんと乗っかるような形の臓器で、外側の「皮質」と内側で中心部という意味合いの「髄質」の2層構造となっています。

※間質は、臓器の内部で各器官などの間を埋めて支える部分のことを言います

 

(b)尿路(膀胱、尿道

第11項

尿は血液が濾過されて作られるため、糞便とは異なり、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。
尿には健康な状態であっても、細菌等の微生物が存在する。(H23)
膀胱内の尿には、健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。(H27)
尿は健康な状態であれば細菌等の微生物は存在しない。(H28)

尿に細菌等があれば、常に「膀胱炎」ですよ!!!

 

第15項(過去4回出題)

男性では、膀胱の真下に尿道を取り囲むように前立腺がある。加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。
男性では、膀胱の真上に尿道を取り囲むように前立腺がある。(H22)
男性では、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。(H22)
男性では、膀胱の真下に尿道を取り囲むように前立腺があり、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難を生じることがある。(H23)
男性では、膀胱の真下に尿道を取り囲むように前立腺があり、加齢とともに前立腺が縮小し尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。(H29)

尿道は膀胱から下に向かって伸びていますので、当然前立腺も膀胱の真下にある、ということは理解しましょう。

加齢に伴う前立腺の肥大は男性の宿命なんです(悲)

 

腎臓の機能などをしっかり勉強することはとても大事なことですが、勉強は合格してからもできます。まずは合格するためにポイントを絞って勉強することは決して悪くないですよ。

 

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る

第2章「Ⅰ人体の構造と働き」1-3)循環器系

1-3)循環器系からは1~2問の出題です。

 ページ数からするとちょっと「損な」項目ですので、頻出項目だけさらっと押さえておいて、獲れたらラッキー、というスタンスでいいでしょう。

f:id:ashomopapa:20181108010155p:plain

 (b)血管系(動脈、静脈、毛細血管)

第7項

血液が血管中を流れる方向は一定しており、心臓から拍出された血液を送る血管を動脈、心臓へ戻る血液を送る血管を静脈という。
心臓から拍出された血液を送る血管を静脈、心臓へ戻る血液を送る血管を動脈という。(H25)
血液が血管中を流れる方向は一定しており、心臓から拍出された血液を送る血管を動脈、心臓へ戻る血液を送る血管を静脈という。(H26,28)

中学生理科の問題です。

心臓を出発するのを動脈、心臓に到着するのを静脈といいます。

※動脈血、静脈血という言葉がありますが、また別の意味です。混同しないようにしましょう。

 

 

f:id:ashomopapa:20181108010223p:plain

(c)血液

第14項(過去3回出題)

アルブミンは、血液の浸透圧血漿成分が血管から組織中に漏れ出るのを防ぐ)を保持する働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする。
アルブミンは、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする。(H22)
アルブミンは、血液の( a )を保持する(( b )が血管から組織中に漏れ出るのを防 ぐ)働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄 を( c )する。(H27)
(a )は、血液の浸透圧を保持する(血漿成分が血管から組織中に漏れ出るのを防ぐ)働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする。(H29)

 アルブミン血漿に含まれるタンパク質の一つで、「浸透圧の保持」と「運び屋」という役割があります。

多くの医薬品成分はアルブミンというタクシーに乗り込んで、体の各機関、組織などまで運ばれてタクシーを降りてから、薬効を発揮するという「仕事」をすることになります。

タクシーの中にいる間は風雨から守られるのと同様に、アルブミンと複合体を形成している間は代謝や排泄などから守られます。

 

第23項

単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージ(貪どん食細胞)と呼ばれる。
単球は、白血球の約5%と少ないが、強い食作用を持ち、組織の中ではマクロファージ(貪 どん 食 細胞)と呼ばれる。(H24)
単球は、白血球のなかで最も数が多く、白血球の約60%を占めている。(H26)
単球は、白血球の約60%を占め、強い食作用を持ち、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれる。(H28)

 単球(血管中)=マクロファージ(組織中)で、食作用で異物(細菌など)を排除しますが、白血球の約5%程度と、「数は少ない」ことを覚えておきましょう。

 

(e)リンパ系

第31項

リンパ管には逆流防止のための弁があって、リンパ液は一定の方向に流れている。リンパ管は互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある静脈につながるが、途中にリンパ節と呼ばれる結節がある
リンパ管には逆流防止のための弁があって、リンパ液は一定の方向に流れている。(H24)
リンパ管は互いに合流して次第に太くなり、最終的に鎖骨の下にある静脈につながるが、途中にリンパ節と呼ばれる結節がある。(H25)
リンパ管には逆流防止のための弁がなく、リンパ液は双方向に流れている。(H27)

 リンパ管に関して、

  • 逆流防止のための弁がある
  • リンパ液は一方通行
  • 合流して次第に太くなり鎖骨下の静脈につながる
  • 途中にリンパ節がある

ということを押さえておきましょう

 

 循環器系については、上記4項目だけでも押さえておくといいでしょう。

 

最強対策コンテンツ一覧に戻る