登録販売者試験 過去問から導く最強対策《東海北陸版》

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第3章「Ⅰ 精神神経に作用する薬 」2 解熱鎮痛薬 1)2)3)

 

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 2解熱鎮痛薬からはだいたい1問出題されそうです。

 1)痛みや発熱が起こる仕組み、解熱鎮痛薬の働き

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 第1項

解熱鎮痛薬とは、発熱や痛みの原因となっている病気や外傷を根本的に治すものではなく、病気や外傷が原因で生じている発熱や痛みを緩和するために使用される医薬品(内服薬)の総称である。
解熱鎮痛薬の使用は、痛みや発熱を一時的に和らげる対症療法であって、それらの原因を根本的に解消するものではない。(H23)
解熱鎮痛薬は、発熱や痛みの原因となっている病気や外傷を根本的に治すことができる。(H27)
解熱鎮痛薬の使用は、発熱や痛みを一時的に抑える対症療法であって、疾病の原因を根本的に解消するものではない。(H29)

 

 

2)代表的な配合成分等、主な副作用

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(a)解熱鎮痛成分【化学的に合成された成分】

 第9項(過去7回出題)最頻出です!

サリチル酸系解熱鎮痛成分において特に留意されるべき点は、ライ症候群の発生が示唆されていることである。アスピリンアスピリンアルミニウムを含む。)及びサザピリンは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。

・顧客の夫(42歳)と子供(10歳)がかぜをひいたとのこと。 ・かぜの症状は、2名とも、発熱、咽いん頭痛のほか、咳せきが出ている。 ・医療機関への受診及び他の医薬品の服用はしていない。 ・かぜをひいている2名とも服用できる薬が欲しい(購入したい医薬品は1種類のみ)。 ********************************************************

アスピリンを含む医薬品を購入しようとしたので、アスピリンを含む一般用医薬品は、顧客の子供の年齢では、いかなる場合も使用しないこととなっている旨を説明した。(H21)

アスピリンについては、一般用医薬品では、小児(15歳未満)に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている。(H22)
アセトアミノフェンについて】一般用医薬品では、小児に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている。(H23)
アスピリンアスピリンアルミニウムを含む。)、サザピリンについては、一般用医薬品では、小児に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている。(H24)
アスピリンアスピリンアルミニウムを含む。)、サザピリンは、一般用医薬品では、小児(15歳未満)に対して使用することができる。(H25)
サザピリンは、ライ症候群の発生が示唆されており、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。(H27)
アスピリンアスピリンアルミニウムを含む。)及びサザピリンは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。(H29)

アスピリン・サザピリンは小児(=15歳未満)は使ってはいけません!と覚えましょう。理由はライ症候群の発生のリスクがあるためですが、理由が問われた出題はありません。

 

 

第13項

エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが作用の中心となっている他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強いため、作用の仕組みの違いによる相乗効果を期待して、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多い。
エテンザミドについては、痛みの発生を抑える働きが中心である他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みの伝わりを抑える働きが優位であるとされている。(H22)
エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが中心である他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みの伝わりを抑える働きが優位であるとされている。(H25)
エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが作用の中心となっている他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強いため、作用の仕組みの違いによる相乗効果を期待して、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多い。(H29)

エテンザミド=痛みの伝わりをブロック、と覚えましょう。

20年位前のノーシンなどのCMでは「ACE処方」を謳ったものが多かったですが、アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミドを配合したものです。

 

第15項(過去5回出題)頻出です!

アセトアミノフェン

主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。その分、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は少なく、空腹時に服用できる製品もある。

・顧客の夫(42歳)と子供(10歳)がかぜをひいたとのこと。 ・かぜの症状は、2名とも、発熱、咽いん頭痛のほか、咳せきが出ている。 ・医療機関への受診及び他の医薬品の服用はしていない。 ・かぜをひいている2名とも服用できる薬が欲しい(購入したい医薬品は1種類のみ)。 ********************************************************

咽頭痛があり、のどに炎症がある様子であったので、解熱鎮痛作用のほか、抗炎症作用のあるアセトアミノフェンを含む医薬品をすすめた。(H21)

アセトアミノフェンについて】他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は比較的少ないとされ、空腹時に服用できる製品もある。(H23)
アセトアミノフェン痰の切れを良くする。(H24)
アセトアミノフェンは、主として中枢性の作用によって解熱・鎮痛をもたらすと考えられている。なお、他の解熱鎮痛成分のような胃腸障害は比較的少ないとされる。(H25)
アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、胃腸障害を生じやすく、空腹時に服用できる製品はない。(H27)

主な解熱鎮痛成分の作用=プロスタグランジン抑制⇒抗炎症作用&消化管粘膜防御機能低下、に対しアセトアミノフェンは中枢作用によるので抗炎症作用もない代わりに、胃腸障害も少ないということです。

 

第19項

イブプロフェン

イブプロフェンはプロスタグランジンの産生を抑制することで消化管粘膜の防御機能を低下させるため、消化管に広範に炎症を生じる疾患である胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎又はクローン氏病の既往歴がある人では、それら疾患の再発を招くおそれがある。

イブプロフェン - 胃・十二指腸潰瘍の既往歴のある人に再発を招くおそれがある。(H22)
イブプロフェンは、プロスタグランジンの産生を促すことで消化管粘膜の防御機能を低下させるため、消化管に広範に炎症を生じる疾患である胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎又はクローン氏病の既往歴がある人では、それら疾患の再発を招くおそれがある。(H26)
イブプロフェンは、局所のプロスタグランジンの産生を抑制する作用により、体の各部(末梢)での痛みを鎮める。(H28)

イブプロフェンをはじめ多くの解熱鎮痛成分は、

プロスタグランジンの産生抑制⇒抗炎症・鎮痛作用&消化管粘膜防御低下、となります。H26年はすごいいやらしい感じのひっかけでした。

 

 

2-3)相互作用、受診勧奨ではH26年に1問出ていますが、他の年は出題されるかどうか、という感じです。

 出題詳細は下図の通りですが、出るかどうか分からないところはスルーでいいでしょう。

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